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関根デッカオ's 不肖動静

筆者の頭部に、大きさなりのはたらきを見せてもらおうという試みです。

さよなら無職

随筆

 ここ最近、やれ無職だ、無職、ギャアギャアと騒ぎ立てていたのに、肝心のことを書かないまま、知らない外国人についての駄文をしたためるなどしていた。といっても、例のごとく僕個人の話であるから、人からすれば本当にどうでもいいことなのだけれど。

 

 結論から述べると、このほど進退問題がいちおうの決着を見て、事態越年の憂き目を回避した。なんとか食い扶持を確保できるメドが立った。要はそれだけのことである。無知極まりない私に、色々のご指導ご鞭撻をしてくださったみなさん、どうもありがとうございます。来年も生きていけそうです。住民税も滞納せずに済みそうです。たまには第3のビールではない、正真正銘のビールを飲むこともできそうです。すなわち、より多くの酒税を納めることができます。重ね重ね御礼申し上げます。

 

 ただひとつ、現況についてよろしくない点を挙げるとするならば、大いなる懸案をどうにかした解放感からか、気持ちが大きくなりすぎているということであろうか。万事格好から入るきらいがあるので、つい先日もいそいそと文具類を一新するなどしてしまった。改めてそれらを眺めてみると、世に言うビタミンカラーの応酬といった印象で、持ち主の知性が疑われるかのようだ。自分なりに申し訳を立てようとは試みてみたけれど、小金は着々と消えてゆくばかりである。行く先が決まったからといって、即口座が潤うわけでない事実を、しつこいくらいに反芻しなければならない。

 

 懸案解消直後から、新たな課題が噴出した。