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関根デッカオ's 不肖動静

筆者の頭部に、大きさなりのはたらきを見せてもらおうという試みです。

トースト賛歌

目下の楽しみのひとつに、朝一番のトーストが挙げられる。この数年ほど、消化器系が満足に機能しておらず、粗食にならざるを得ないことに加え、だいたいにおいて帰宅が午後11時近くになる事情も手伝って、豪勢な晩餐がかなわない。それゆえ、朝食に光明を見…

あんなことやこんなこと

ここ最近、自発的に音楽を聴くようになった。ずいぶんと久しぶりのことである。すなわち快挙である。選曲の指針としては、出勤時にはつかみどころのないものを、退勤時にはアッパーなものを聴くようにしている。そうすると、いくらか調子がよろしいように思…

ぽっちゃり論争に終止符を

世に星の数ほど存在するであろう不毛な争いのなかでも、特に救いがないのが、ぽっちゃり論争ではないかと思う。悲しいことに「男の言う『ぽっちゃり』と女の言うそれとは違う」というような箸にも棒にもかからぬような話が、日夜大まじめに語られているので…

砂時計とのお付き合い

ここ数年の話だと思うけれど、朝に目が覚めて、自分がいったい何者であるかというような情報を読み込むことに、僕は関根であるという事実を理解するまでに、時間を要するようになった気がする。たとえるならば、実家に初めてやってきた、Windows Meを搭載し…

巨乳最高再考

もうだいぶ以前から、度が過ぎる巨乳に関して重大な疑念を抱いている。それはすなわち、手に収まりきらぬほどの乳房というのは、物体としてのみならず、その実態さえも捕捉できぬのではあるまいかというようなことである。 話はごくごく単純だ。要するに、ど…

無音の日々

どうにも最近、音楽の話ができなくなったような気がする。何か適当なアルバムを聴かされ、感想を求められたところで、ろくな言葉が出てこない。もともと、うわっつらをすくい取るような聴取態度しか取ってこなかったし、英詞はおろか日本語詞の意味するとこ…

放言弁護

いまさらながらに気づいたことがある。これはあくまで僕個人の場合なのだけれど、ワールドワイドウェブの辺境に何を書きつけようが、どこで何を話そうが、言ったら言いっ放しでよいということである。それ以上、何を求めるでもないし、言いたいことをザザッ…

昼間照明慨嘆

日没を待たずに室内照明を灯すことが、どうにも好きになれない。蛍光灯であろうが、LEDであろうが、てんで関係ない。光源のいかんを問わず、そんなふうに思えるのである。日のあるうちは、願わくば自然光だけでどうにかしたい。 思い返せば、小学校時代から…

車内大股開き衆に関する建言

電車通勤の身になって、感じることがある。導入から間もない車両のロングシートというのは、往々にして仕切りが設けられていて、定員での着席を促しているのだなということである。つまるところ、本当の意味でのロングシートではないわけだ。結構なことであ…

許されない人

ごく当たり前の話をさせてほしい。労働は、疲れる営みであると。こんなことを言うと、どこからか「いや、みんな疲れていますよ」というような横やりが入りそうな気もする。確かにそうなのだろう。だけれど、現に疲れてしまっている以上、「疲れていません!…

ラブホ婚前夜譚

もうすでに誰かが言及しているのかもしれないけれど、ラブホテルと結婚式場というのは、相当に接近しているのではないかしら。そんなことを考えるのである。 昨今、ラグジュアリー路線を標榜するラブホテルは、総じて白を基調としたいやに品のある外観を基本…

Tバックを断罪せよ

女の尻にフォーカスしたアダルトビデオというのは、どうしてああもTバック礼賛の思想に裏打ちされたものが多いのだろう。統計的なデータを弾き出したわけではないけれど、僕個人の実感としては、猫も杓子もTバック、ブスもオババもTバック、そういった様相を…

脱セルフ悪漢

少々のことで悪びれないための鍛錬の必要を、切々と感じる。叱責には到底該当しない、いや、どちらかといえばアドバイスにあたる言葉に対し、執拗なまでにウジウジするようなことは、あってはならないのである。そうしてしまえば、あらゆる行動がとどこおり…

ダイジェスト年末年始

この年末年始、怒涛の消費活動を展開してしまった。有料特急に乗って帰省し、不相応な純米吟醸を一升瓶で買った。値が張るぶん、確かにおいしかった。一族郎党の奇襲を恐れ、年明けを待たずに帰阪すると、今度は靴墨を買った。防水スプレーを買った。ブラシ…

さよなら無職

ここ最近、やれ無職だ、無職、ギャアギャアと騒ぎ立てていたのに、肝心のことを書かないまま、知らない外国人についての駄文をしたためるなどしていた。といっても、例のごとく僕個人の話であるから、人からすれば本当にどうでもいいことなのだけれど。 結論…

短髪所感

調髪に行ってから、1週間あまりが経過した。およそ2年ぶりの短髪は、従前と違った作法で接する必要があるので、まだどうにも慣れない。それどころか、ロン毛の機能性をいやほど痛感するばかり。短髪は僕にとって、大いなる問題をバリューセット的にはらんで…

無職とカレーと

先だってからしつこいくらいに繰り返してきた話だけれど、ついに労働契約の期間が満了した。僕は自動的に失職し、晴れて無職、否、自由の身となった。 世界が輝いて見える。なぜなら、今日も変わらず世のカレーはおいしいだろうから。僕が職に就いているか否…

憤懣一直線

人を評する言葉に「根は真面目」というのがあるけれど、僕はこれがあまり好きではない。というのも、適用できる範囲が広すぎるあまり、単なる便利ワードとして機能しているように思われてならないからだ。また、手放しで褒めることは回避しつつも、条件つき…

かわいい後輩にはなれそうもない、という話

いまやっているお仕事は、転職のため一度やめたことがある。けれど、転じた先では少しもうまくいかなかった。いちおう、正規雇用されていることを除けば、ひとつとして身を置ける理由が見当たらなかったのだ。僕は研修期間も満たさないままに辞職し、従前の…

エンゲルおじさんにさよなら

目下の懸案事項に、実りなきエンゲル係数増大問題というのがある。要は気が滅入ってしまったとき、おどろおどろしい人間模様を目の当たりにしたときなどに、食い気に突っ走ってしまうのである。泣く泣く迂回的表現を排するならば、やけ食いというやつだ(表…

無職へまっしぐら

現職に籍を置ける時間も、残すところ1週間となった。相変わらず、次なる進路は未定である。が、しかし、ここへ来て妙な落ち着きのようなものを感じている。言い換えるならば、悲愴感が主体性を欠いてきたように思う。困ったものである。いや、果たして本当に…

S字フックの女

その女がチョコレート色の列車に乗り込んだとき、すでに座席は埋まっていた。時刻は金曜日の19時を回ったあたり。無理もない。帰宅ラッシュの車内には、酒宴の誘いを体よく断ったのであろうか、背広姿の男たちが目立つ。晩秋の折、外気は冷たく乾燥しきって…

無策で迎える日曜日

先日、出勤前に期日前投票に行ってきた。当日の投票所が小学校ということもあり、なんとなく敷地への立ち入りがはばかられたのだ。票を投ずるに先んじて、投票日がNGであることの理由を問われる。僕はある種の希望的観測から「外出」を選択した。で、今日が…

聖域なき丁寧語

これまで、いくつかの職を転々としてきたのだけれど、そのいずれにも共通する振る舞い方がある。すなわち、こちらから見て後輩と呼べる人たちが出現したとて、彼ら彼女らに対し、丁寧語を完全撤廃しなかったという事実である。 直截的に言って、丁寧語は至極…

サンキュー、ロング・ピース

これはもう自分が原因というよりほかないのだけれど、つい最近、相当に頭を打つできごとがあった。相当に頭を打ったわけだから、回復のペースも恐ろしくノロノロだ。即座の解決は望めずとも、当面、問題そのものを直視せずに済むような手立てを見つけないこ…